2025年度 非営利活動法人 東亜天文学会・北九州年会のご案内
東亜天文学会の年会は、どなたでも参加できますので会員の皆さまはもちろんのこと、ご友人をお誘いのうえ、
お越しください。北九州年会の記念講演は、電波天文学の島尻芳人先生(九州共立大学)です。電波天文学に
ついて分かりやすく述べていただきますので、ご期待ください。
●日 時 2025年11月1日(土)12:00受付開始、13:00開会
2日(日) 9:30研究発表、12:00閉会
●会 場 スペースLABO 1 階(福岡県北九州市八幡東区東田4-1-1)
※ JR スペースワールド駅下車、徒歩約5分です。
※車ご利用の場合はジ・アウトレットの駐車場(4,500 台)をご利用ください。
●内 容 開会式、表彰式、記念講演、記念写真撮影、研究発表、懇親会など
記念講演 講師:島尻芳人先生(九州共立大学)
演題「電波でのぞく宇宙のゆりかご〜オリオン座分子雲と星の誕生〜」
●参加費 無料
●懇親会 初日18:00 〜 19:30 希望者のみ(会費未定)
※アルコールの提供はありません。小・中・高校生、保護者の皆さまのご参加をお待ちしています。
●申込先 https://forms.gle/ba8nyANfG9G2gVnU7
島尻芳人先生プロフィールと講演概要
1981 年(昭和56 年)埼玉県さいたま市生まれ、44 歳。東京大学大学院修了、理学博士。
国立天文台野辺山宇宙電波観測所、フランス・サクレー原子力庁センター、国立天文台アルマプロジェクト
などを経て2022 年より九州共立大学教授。
空を見上げるとき、私たちは星の光を目で見ています。しかし、目で見える光(可視光)だけが宇宙から
届いているわけではありません。宇宙にはもっと長い波長の“電波”があり、それをキャッチするのが
電波望遠鏡です。なぜ電波で宇宙を観測すると、星の誕生を詳く知ることができるのでしょうか? どのよう
にしてオリオン座の巨大な分子雲の中で星が生まれているのでしょうか? 本講演では、電波望遠鏡が捉えた
貴重なデータや画像を交えながら、星誕生のメカニズムや電波観測の魅力をわかりやすくお話しします。
宇宙の神秘を体験してみたい方、ぜひお気軽にご参加ください。

島尻芳人先生
●主 催 特定非営利活動法人 東亜天文学会
●共 催 スペースLABO/ 北九州市科学館
●後 援 北九州市教育委員会
●協 力 シリウス会、福岡天文協会、大分天文協会、佐賀天文協会、長崎県天文協会、
鹿児島県天文協会、九州の星空を守る会
●問合先 北九州年会実行委員長 金子三典 E-mail:kaneko1★mac.com(★を@に変えて下さい。)
●スケジュール
11月1日
12:30 受付開始
13:00 理事長及びスペースLABO 挨拶 山田義弘理事長 吉村知泰副館長
13:10 東亜天文学会賞・天体発見賞授賞式
この一年間に新星・超新星・矮新星・系外新星を発見された会員の授賞式です。
13:40 発表1 松本楓
公開天文台の白水大池公園星の館とスタードームまどかの活動報告です。
14:00 発表2 宮原照昌
南さつま市に寄贈され運営されている「コリノ天文台」の活動報告です。
14:20 発表3 武田謙郎
オーストラリアに設置されているリコーリモート天文台の紹介です。
14:40 発表4 早水勉
長年研究を続けている「星座文化の歴史調査」についての研究報告です。
15:00 発表5 冨田宜邦
11 月23 日・24 日に九州で開催される「星宴」の紹介です。
15:20 休憩(10 分)
15:30 記念講演 電波でのぞく宇宙のゆりかご ~オリオン座分子雲と星の誕生~
島尻芳人先生(九州共立大学教授)
16:30 記念撮影
18:00 懇親会
新天体発見者・発表者・電波天文学者の島尻先生が参加されます。
アルコールの提供はありません。
大人4000 円 大・高・中2000 円 小1000 円
19:30 閉会
11月2日
9:00 受付開始
9:20 発表6 丹野佳代子
福岡市科学館で開催される国際会議やプラネタリウムの楽しみ方の発表です。
9:40 発表7 草野敬紀
小学生の頃から天体撮影をされた経験から、撮影方法や楽しみ方の報告です。
10:00 発表8 村上将之
多くの方が使われているスマート天体望遠鏡の楽しみ方の提案です。
10:20 発表9 松尾厚
長年研究をされている「日本天文遺産」の紹介と研究報告です。
10:40 休憩(10 分)
10:50 発表10 岩穴口栄市
リニューアルするたちばな天文台についての経緯や計画の報告です。
11:10 発表11 北尾浩一
長年研究されている星名伝承の研究発表。九州地方の星名伝承もあります。
11:30 発表12 飯塚礼子
多くの日食の観測をされた経験から、その楽しみ方や未来の日食についての発表です。
11:50 閉会式
閉会の辞 山田義弘理事長 金子三典実行委員長
次回開催地紹介
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