月面観測報告のフォームについて
[掲載ページ育成に伴い、変更の可能性があります]
--月面研究、画像研究、個人の鑑賞用としてダウンロードしての利用は自由です。
--営利目的での利用は、撮影者に事前に了解を得てください。
(撮影者への連絡方法は、東亜天文学会 月面課へお問い合わせください)
--現在、月面の画像報告は特定観測者から仮受付けし、報告・掲載の形を検討しています。
これら観測報告を有効に利用できるよう、画像を検索しやすい方法として「地域」や「位相」順に
並べる掲載方法を提案しています。
利用目的や方法についてOAAホームページメッセージボードを使ってのご意見をお待ちします。
観測報告要領
1. データ(*印は必須事項)
(1)*題名 :地形名など。[例]危機の海(Mare Crisium)。天文年鑑などに詳しい地名と英名が出ています。
画像毎に題名をつけてください。
(2)*観測時刻 :撮影年月日時分(UT) 半角英数 →2.
(3)*観測者氏名
(4)*観測機材 :望遠鏡形式・口径
(5)*太陽の月面余経度 →3.
(6) その他
撮影条件データ 接眼鏡・バーローなど光学系、フィルター、カメラ、撮像パラメータ、シーイングなど
2.観測時刻、月面余経度
(1) UTにて、時分まで。月食の場合は秒まで必要です。
(2) ビデオ映像を処理した画像は撮影開始/終了の中央時刻とします。
(3) 複数画像で一連の場合は、全データの中央値とします。
異なる日付等の画像を合成した場合は、報告者が主要ないずれかを指定してください。
(画像の合成はなるべく避けてください)
(4) スケッチの場合は、全体構図を書き上げた時点とします。
(5) 月面余経度は天文年鑑などで求めることができます。
3.画像ファイル
(1) 構図は問いませんが掲載時は北を上にします(90度単位で)。
(2) ダイアゴナルプリズム使用時は反転してください。
(3) スケッチはスキャナで1000×1000px以下程度のサイズに取込み、方角(北)を示してください。
(4) スケッチの場合もjpgに変換してください。
(5) ビデオ映像は当面受け付けません。
4.掲載形態
(1) 観測日順掲示、地域別掲示、月面余経度別掲示を予定。
(2) データに矛盾がある場合は、常識的な範囲で修正することがあります。
(問題に気付かれましたらご指摘ください)
1. Data of the observation (*:necessary)
(1)*Title : Feature's name [ex.]Mare Crisium. Title is necessary to each image.
(2)*Observation Time : YYYY/MT/DD HHhMNm(UT) [ex.]2011/05/31 19h20m(UT)
(YYYY,MT,DD,HH,MN : year, month, day, hour, minute) see 2.
(3)*Obserber's Name
(4)*Telescope : Type, Aperture size
(5)*Colongitude : see 2.
(6) Others
Eyepiece, Filter, Camera, Image processor, Seeing, Transparency, Latitude of the Sun,..
2. Observation time, colongitude of the Sun
(1) Give the observation time in UT.
(2) In case image is the result of processing movie data, the time is center of start and stop recording.
(3) You can caliculate "colongitude" by using free software like "Virtual Moon Atlas".
3. Images
(1) Compress to JPEG-format.
(2) North-UP(if possible).
(3) Correct mirror image in case using diagonal prizm.
(4) Movie data is not acceptable.
(5) Show the direction(north) in drawing sketch.
2011/06/11 (長谷部 孝男 T.Hasebe)
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