Kenkichi Yunoki(Sakai-City,Osaka,Japan)(200mm newtonian)
2004/01/31 10h24m(UT) / Stadius(スタディウス) / colongitude= 22.77
2004/01/31  10:24:00(UT)  Stadius(スタディウス)
月面余経度 Y=22.77  月面緯度 b=-1.55
200mm(F7) Newtonian   2.4×Barlow   ToUcam Pro
329 frames stacked   Seeing 6/10   Trans 3/5
Kenkichi Yunoki (Sakai City Japan)
高度も高く、冬場にしてはましなシーイングだった。この後急速に悪化。
スタディウスは 熱の入り江( Sinus Aestuum)に溶岩を溶岩が埋める前に出来たクレーターであるが、その後の溶岩の流出で僅かにクレーター外壁の高い部分が残ったものであろう。
その後近くにコペルニクスをつくった隕石が落下し、そこから飛散したものが2次クレーターを造った。
その際飛散したものの一部がクレーター外壁の高い所にぶつかった様子が西部に残っている。
この辺り一帯はコペルニクスの2次クレーターや光条が多く見られ、衝突の様子が化石としてよう残っている。
高校時代、この地域を見ながら火山説で考えると成因が良く解釈が出来なかった思い出がある。
[柚木健吉]
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