Kenkichi Yunoki(Sakai-City,Osaka,Japan)(200mm newtonian)
2001/08/12 19h43m(UT) / Copernicus(コペルニクス) / colongitude= 193.14
2001/08/12  19:42:52(UT)
200mm(F7) Newtonian   Pentax XP24
Nikon COOLPIX 995   ISO800   1/6s
Seeing 9/10   Trans 4/5
コペルニクス
大変きらびやかで派手なクレーターという印象をもつ。
クラビウスがクレーターの王ならこれは女王という感じがする。
新しいクレーター故、光条が取り巻きそれが女王のドレスの様にも思える。
右の強調した画像はクレーターの壁面が内部に向かって階段状に崩落している様子がわかる。
底面の南半分は壁面からの崩落した物が川に運ばれたようなイメージすらもってしまうほど激しく崩れた様子がうかがえる。
東方のスタディウスの周囲がクレーターで縁取りされていて、高校時代なぜこのようになったのかと疑問をもった。
そのころはクレーターの成因は火山説が主流だったので私自身どうしてこのように火口が並ぶのか理解に苦しんだ。
WilkinsのThe Moonにあるコペルニクスの詳細な図に驚愕したのもこの頃である。
周辺部は新しいクレーターらしく隕石の衝突の時の様子が保存されていて、2次クレーターが生々しく残っているので見るたびにコペルニクス形成時の激しさを想像してしまう。
[柚木健吉]
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